伯耆循環器内科クリニック 院長挨拶
慢性心不全の治療にβ遮断剤を日本で初めて導入し、現在の我が国の慢性心不全治療の
礎を作りました。また、インヂウムオキシンを利用して、生体内左房血栓の可視化に成
功し、簡易な血液検査によって血栓活性評価ができることを証明し脳梗塞予防に寄与致
しました。このような臨床医学の経験を地域社会に活かすため2002年西田辺の地で伯耆循環器内科クリニックを開業いたしました。
開業にあたっては、次の6つの項目を厳守した診療を行って参ります。
1 ) 循環器疾患の大部分は、日常の症状がほとんどなく、非常に軽微であるため受診することも殆どありません。
しかし、発症すると心筋梗塞、解離性大動脈、脳梗塞などの致命的病態に陥ります。そこで、軽い症状を見落とさず、簡単な処置によって安全な生活保障をすることを心がけます。
2 )これらの疾患の原因は殆ど動脈硬化によるもので、そのため動脈硬化促進要因(高血圧、高脂血症、糖尿病など)、いわゆるメタボリック症候群のコントロールを行い、動脈硬化の進展を見ながら予防医療にも努めます。
3 )動悸、不整脈を自覚する方には、原因同定を行い内服治療ないし、電気焼灼の適応決定等を行います。
4 ) 呼吸困難を自覚する方には、呼吸器疾患を除外し、病気の同定を行い心臓機能を把握しながら症状軽減に努めます。
5 ) 循環器疾患は、通常の内科的疾患と密接に関連して生じることが多々あります。したがって一般内科的な検索も行い、体全体から循環器疾患を診るように致します。
6 ) 高齢者の方には出来るだけ精神的、肉体的負担をかけることなく、安心して生活出来るよう医療面より支援いたします。
伯耆循環器内科クリニック 医師略歴
院長 伯耆 徳武
・大阪大学 医学部卒業 同大学 第一内科入局
・同大学学位(医学博士)取得
・同大学助手
・桜橋渡辺病院循環器科設立に参加
・川崎医科大学 助教授
・大阪府立病院(現 大阪急性期総合医療センター)心臓内科 部長 大阪大学医学部 臨床教授併任
・2002年 西田辺にて伯耆循環器内科クリニック開院
副院長 伯耆 やえ
・関西医科大学医学部卒業
・同病院第二内科循環器内科学入局
・伯耆循環器内科クリニック 副院長就任